DENTORY JOURNAL
スプリントの切り方|模型の向きとバリの出る側
歯科衛生士さんからよく聞かれるスプリントの切り方。模型の持ち方とバリが出る側の関係を、Dentoryでの作業例とともにご紹介します。
バーの話ばかりですが、今回はスプリントをカットするときの、模型の持ち方についてです。
歯科衛生士さんからスプリントの切り方をよく聞かれるので、Dentoryで普段行っている方法を、写真と一緒にご紹介します。
ポイントは、残すスプリント側ではなく、切り落とす余剰部分側にバリが出るようにカットすることです。
使用しているバー
今回使用しているのは、松風の技工用カーバイドバー「マイティカーバ HP MC1」です。
模型の歯が上に来るように持ちます
今回は、右利きの場合の説明です。
左手で模型を持ち、模型の歯が上に来る向きにします。右手に持ったハンドピースで、写真と同じ向きにバーを入れてカットします。
写真では、カット部分の上側が「残すスプリント」、下側が「切り落とす余剰部分」です。
今回のバーと写真に示す回転方向では、この向きでカットすることで、下側の余剰部分にバリが出て、上側の残すスプリントにはバリが出にくくなります。
単に切りやすい向きで持つのではなく、「どちらを残すのか」「どちら側にバリが出るのか」を意識して模型を持っています。
残す側の切り口を、できるだけきれいに
Dentoryでは、このように模型の向きとバーの回転方向を合わせて、残すスプリント側の切り口をできるだけきれいにするようにしています。
もちろん、カットだけで仕上げが完了するわけではありません。切断面にバリや鋭い部分が残っていないかを確認し、仕上げを行うことも大切です。
今回は、普段の作業の中で意識している、ちょっとした持ち方のご紹介でした。
※本記事は、歯科医療従事者向けに、模型上で行うスプリントの製作工程の一例を紹介するものです。患者さんご自身で装置を削ったり、調整したりするための説明ではありません。使用する材料・器具の取扱説明書と安全上の注意をご確認ください。
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